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富士通、ネットワーク事業の機能を再編

2015年5月25日 (月)

拠点・施設富士通は22日、グループに分散しているネットワークビジネスの営業、開発機能を富士通本体に統合するため、10月1日付で富士通テレコムネットワークス、富士通ワイヤレスシステムズを吸収合併すると発表した。

これにより、一体運営による事業効率化や分散ロスの解消を図るとともに、強みとしているネットワーク基盤に関する先進技術を活用した製品開発力、付加価値の高いネットワークソリューションの提供を強化する。

併せて、富士通テレコムネットワークス、富士通ワイヤレスシステムズの製造機能を統合し、小山工場(栃木県小山市)をマザー工場とするネットワーク製品全般の製造を担う新会社「富士通テレコムネットワークス」を10月1日付で設立する。

製造機能集約・拠点統合により、技術・設備の標準化やコア技術・ノウハウの融合を進めることで、高品質な生産体制を構築。生産性、投資効率の向上を図り、市場競争力を強化する。

ネットワーク仮想化へのさらなる展開、先進技術を最大限活用したグローバル汎用製品の提供、IoT(モノのインターネット)時代に向けたネットワーク利用者の多様なニーズに対応する新しいサービスの創出などを加速するため、製品ごとの事業体制を見直し、機能別に再編する。