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ユーピーアール、顧客動向把握へBIツール導入

2015年5月25日 (月)

調査・データアシスト(東京都千代田区)とクリックテックジャパン(東京都港区)は25日、レンタルパレット事業を展開するユーピーアールがパレットレンタル主要20品目のデータを多角的に可視化するBIツールとして、クリックテック製BIプラットフォーム「クイックビュー」を採用した、と発表した。

ユーピーアールは、業種ごとの売上推移を素早く可視化でき、業界ごとの繁忙期も把握する、業種に応じた戦略的な提案をタイムリーに行える点や、顧客ごとに受注から納期までのリードタイムを可視化し、リピート・サイクルを把握することで重点的な納品前顧客フォロー、顧客のリピート利用促進を実施できることなどを評価し、採用を決めた。

これにより、経営層はクイックビューのダッシュボードをいつでも参照でき、画面からそのまま分析を進められるため、これまで1日がかりで手作業で作成していた経営層向け会議資料が必要なくなり、業務の効率化につなげる。

同社は、クイックビューの導入でこれまで重視していなかった分析軸から「思わぬ発見」を得て、次のアクションに活かせるデータ活用サイクルの強化を期待している。

9月にパレットの新レンタル・システムのカットオーバーを計画しており、そのタイミングで本格的にクイックビューの利用を開始する。まずはERP内の販売データや会計データを対象に分析を進める。