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NTTロジスコ、改善報告会に25チーム参加

2015年5月26日 (火)

イベントNTTロジスコ、改善報告会に25チーム参加NTTロジスコは25日、「物流センタ改善報告会」を今月20-21日に開催し、全国の物流拠点などから選抜された25チームが参加した、と発表した。

同社グループでは、サービス品質・生産性を高めるため、トヨタ生産方式(TPS)の手法をベースとした2S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロールの徹底などに取り組んでおり、活動の成果を年に2回報告している。

今回は、積合せ便出荷時に使用する容器の変更、専用便出荷時のオリコンサイズ(小)の導入による廃用容積の圧縮、作業スペースの創出などの取り組みで通信機器の物流コストを削減した「埼玉物流センタ」がトップの評価を得た。

■上位チームと取り組みの概要

順位部署改善概要取扱品
1位埼玉物流センタ積合せ便出荷時に使用する容器の変更(オリコンから梱包用ダンボールに直接入れる方式)、専用便出荷時のオリコンサイズ(小)の導入による廃用容積の圧縮、作業スペースの創出などによりコストを削減通信機器
2位市川物流センタ出荷指示書や送り状の印刷方法変更による手待ち時間の短縮、出荷作業動線の見直しや作業場所の入れ替えによる倉庫スペースの有効活用などにより荷量増に対応エクササイズマシン、ダイエットサポート食品など
3位八尾物流センタロケーション、レイアウト変更による保管量の拡大と拠点集約、一個流しの徹底と作業スペース縮小による生産性向上、作業進捗の見える化による全体の効率化などにより顧客様要望とコスト削減を達成旅行鞄、財布など
4位福岡物流センタ荷量増により作業場所がオーバーフローし作業も非効率な状態になっていため、保管レイアウトの見直しと適正な保管形態へ変更した結果、モノ探しのムダや保管スペースのムダなどが取り除かれ生産性が向上介護・衛生用品
5位千葉物流センタ作業の標準化と見える化、保管ルールの統一化、システム改造によるピッキング-検品-梱包までの一個流し作業の徹底、出荷作業場所のレイアウト見直しによる効率化など、LGPSの観点からさまざまな改善を実施化粧品