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ニチレイ、夏場の電力需給対策まとめる

2011年6月23日 (木)

話題ニチレイは23日、オフィス、工場、物流センターで実施する夏期の電力需給対策を発表した。

 

このうち、物流関連の施策として、ニチレイロジグループの冷蔵倉庫では、既に昼間の電力使用を夜間(22:00-8:00)へ移行し、最大電力の平準化に取り組んでいる。

 

冷蔵倉庫は、食品流通のインフラ機能の中でも電力の使用時間帯を大きく変えられない設備として認定され、最大電力の使用制限が削減率5%に緩和される。

 

ニチレイロジグループでは、農水畜産物・加工食品などの荷物の品質を維持しつつ、更なる夜間電力の活用、照明の照度調整、消灯の徹底、高効率蛍光灯やLED照明への交換、エネルギー効率向上のための関連設備メンテナンスの実施、ドッグシェルターや扉の開閉管理などによる外気進入の防止、自家発電による不足電力の確保――といった取り組みを進める。

 

このほか、従業員の家庭で節電を推進するため、社内イントラネットによる節電啓発活動や電力使用量15%削減を達成した従業員の家庭にニチレイフーズ製品などを提供するプログラムを実施する。