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ダイニチ工業、倉庫拠点に設備導入し加湿器を生産

2015年5月28日 (木)

拠点・施設ダイニチ工業、倉庫拠点に設備導入し加湿器を生産ダイニチ工業(新潟市南区)は28日、新潟市西蒲区の中之口工場で6月1日から加湿器の生産を開始すると発表した。

中之口工場は、プラスチック樹脂関連の成形工場として使用されていた建物を2013年10月に取得し、14年6月から倉庫として稼動していた拠点で、これまでは本社敷地内の石油ファンヒーター工場の一角で加湿器の生産を行っていたが、生産設備を同拠点に導入し、生産を開始するすることにしたもの。

金属加工製品は本社・北部工場、加湿器などのプラスチック加工製品は中之口工場で集中生産して効率を高める方針。

同社は03年度秋から加湿器市場に参入し、14年度末には累計生産台数が162万台に到達。加湿器事業は国内トップクラスのシェアを獲得するまでに成長している。

6月1日から、今期発売する加湿器の試作を行い、冬の加湿器シーズンに向けて段階的に生産数を増やしていく。

■ダイニチ工業中之口工場の概要
所在地:新潟市西蒲区打越甲680
建設様式:地上2階建て
延床面積:2万平方メートル(プラスチック製品加工ライン面積4000平方メートル)敷地面積:3万2千平方メートル