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三菱製紙、八戸工場の3号抄紙機を再稼働

2015年5月28日 (木)

荷主三菱製紙は28日、2012年12月下旬から休止していた八戸工場3号抄紙機を再稼働させると発表した。

同社は国内需要の低迷と市況の安定化のため生産調整を行う一環で、12年12月下旬からは生産効率の向上と減産強化を目的に八戸工場3号抄紙機を一時休止し、月産1万トン強の減産を継続していた。

その後、アライアンスなどを含む情報用紙化の推進、産業用インクジェット用紙や印刷用紙の輸出拡大を進めたが、結果として生産能力が不足し、さらに情報用紙分野や輸出の拡大に対応することが困難な状況となっているため、7月から3号抄紙機を一部再稼働させることにし、不足する能力相応分の生産を行うことにした。