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パナソニック電工、四日市にバス浴槽事業の製造・物流機能を集約

2010年7月9日 (金)

拠点・施設パナソニック電工は9日、連結子会社のパナソニック電工北九州が響工場を閉鎖し、バス浴槽事業の製造・物流機能を再編すると発表した。

 

グループで進めている、住設建材事業のモノづくり拠点再編の一環として、パナソニック電工北九州の響工場で行っているバス浴槽事業を、パナソニック電工住宅設備の四日市工場に集約する。これに伴い、響工場は9月末までに製造設備を廃却処分し閉鎖する。

 

また、京都府京田辺市にある西日本地区向けのバス事業の物流センター機能を四日市工場内に移転し、工場機能と物流機能を一元化することで、物流コストの抑制を目指す。響工場跡地は、隣接するクボタ松下電工外装が倉庫として利用し、グループ資産の有効活用を図る。クボタ松下電工外装は10月1日付で「ケイミュー」に社名変更する。

 

今回の集約により、パナソニック電工が2008年から取り組んできた住設建材事業の製造拠点再編、グループ資産の有効活用は計画から半年間前倒しで完了。これまでに5工場を閉鎖し、国内製造拠点数を3分の2に集約した。