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竹本容器、インド法人設立中止、現行体制維持

2015年6月1日 (月)

国際竹本容器は1日、インドで設立するとしていた子会社について、法人格を持つ子会社を設立した場合にかかる維持コストを考慮し、現時点では子会社の設立を行わずに調査を継続する方針へと転換した。

同社は自社保有の金型で製作するスタンダードボトルを軸に、顧客企業が必要とする容器を必要な数だけ提供するビジネスを展開しており、スタンダードボトルの需要が拡大する見込みのインドで販売と市場調査を行うため、3月30日付で子会社を設立すると発表していた。

その後、現地で子会社設立の手続きを進めていたが、同国での同社製品の販売業務、市場調査業務を効果的に行い、将来的に現地生産を実施する場合の投資見通しをより明確とするために「より詳細な準備が必要」と判断。現行体制で調査業務を継続することにした。