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TIACT、5月度の貨物積込量が前月比1.7%増加

2015年6月5日 (金)

調査・データ東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)が5日までに発表した5月の貨物取扱量は、取卸量が前月比1.9%減の9991トンで、積込量は1.7%増の7004トンとなった。このうち羽田発着貨物の割合は取卸量が50.2%、積込が23.3%。取卸量は2か月連続の減少で、積込量は2か月ぶりに増加した。

積込量の内訳は、羽田空港発着貨物が1632トン、他空港転送貨物4408トン、郵便964トン。取卸量は羽田空港発着貨物5024トン、他空港転送貨物3879トン、郵便1088トンとなった。搬出貨物のうち生鮮品の実績は1917トンで38.1%を占めた。内訳は果物が56%と過半数を占め、野菜が21%、植物が11%、水産物が10%、その他が2%だった。

上屋搬入から貨物チェック完了までの到着貨物の搬入処理時間は、品質管理基準に対して旅客便(2時間以内)が91.7%の達成率、貨物便(4時間以内)は100%だった。