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コカ・コーラ、植物原料のみでペットボトル生産

2015年6月8日 (月)

サービス・商品ザ・コカ・コーラカンパニーは5日、ミラノ国際博覧会で植物原料のみで作った世界初のペットボトルを公開した。

「プラントボトル」と名付けたこのパッケージは、画期的な技術を用いて再生可能な植物原料からリサイクル可能なプラスチックボトルを作り出すもので、同社は「より責任に配慮した植物由来の代替物を開発するというザ・コカ・コーラカンパニーのビジョンを示す」と説明している。

プラントボトル・パッケージには、植物が持つ自然の糖をペットボトル用原料に変換する特許技術が使用。従来のペットボトルと同じ外観と機能を持ち、同様にリサイクルされるが、地球とその希少な資源に対するフットプリントが軽減される。

消費者が期待する高品質パッケージを維持しながら、再生可能な原料で作られているというメリットを兼ね備え、さまざまなパッケージ・サイズで水、炭酸、ジュース、茶の飲料ブランドに使用できるという。

現在、同社はサトウキビとサトウキビ製造工程で出る廃棄物を使用してプラントボトル・パッケージを生産している。