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大塚倉庫、大塚製薬・三笠製薬の共同物流を全国展開

2015年6月8日 (月)

ロジスティクス大塚グループの医薬品物流などを担う大塚倉庫は8日、大塚製薬、三笠製薬(東京都練馬区)の共同物流を4月から全国に展開したと発表した。

荷主の三笠製薬に代わって、大塚倉庫の共通プラットフォームを活用することで、効率的な物流戦略の企画立案や物流システム構築の提案を行い、包括的に受託する3PL提案として実現したもの。

併せて物流システムの共同化も可能となり、最適な拠点配置、これまで困難だったシステム移行を短期間で実現した。

三笠製薬は東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)強化が大きな経営課題となっていたが、大塚倉庫の共通プラットフォームを活用することで、新たな保管場所、配送網、システムなどの構築費用を抑えながらBCP強化を実現した。

また、配送先の重複率が高いため、配送効率、トラックの積載率向上と破損、誤配などの低減による品質向上の面で相乗効果を見込む。