富士通、終息部品対応支援サービスを開始

サービス・商品富士通は17日、製造業向けに電子部品のライフサイクル情報を提供するEOL（エンドオブライフ）サービスとして「電子部品情報サービスCLCA」の販売を開始した。

ものづくりを行う同社が、日々さまざまな部品サプライヤーから収集する数十万点におよぶ電子部品情報を元に、顧客が使用する部品のライフサイクル情報、終息予定部品の代替候補品情報を提供する。

顧客の部品リスト上の電子部品に対する情報を定期的にチェックし、更新情報をメールで通知するサービスも用意。これにより、顧客は設計段階での部品の見極め、代替品の早期決定、設計完了後の継続的な部品供給状況の把握が可能となる。

新サービスは、部品管理を効率よく行うソフトウェア「プレミアグローバルエディション」と連携することで、ソフトウェア上でで構築した部品リストを常に最新情報に更新できる。

販売価格（税別）は月額費用が20万円からで、このほかに初期構築費が必要。同社は2018年度末までに2億円の売上を目指す。