ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

まずはネスレ日本の物流受託、当日配送も検討

アスクルが物流事業に参入、大阪市に新物流拠点

2015年6月18日 (木)

ロジスティクスアスクルが物流事業に参入、大阪市に新物流拠点ネスレ日本は18日、直販ビジネスの拡大、顧客サービスの強化に向け、アスクルと物流領域で提携することに合意したと発表した。アスクルは、ネスレ日本を最初の顧客として物流事業に参入することとなる。

提携により、ネスレ日本はアスクルとともに物流の最適化、当日配送の導入検討など、顧客サービスの向上に取り組む。

アスクルは、ネスレ日本商品向けの荷扱いの増加や販売機会の獲得など、提携関係を活かした相乗効果による新たな収益機会の創出を目指す。

まず、アスクルの物流子会社「Bizex」(ビゼックス)が大阪市此花区に新物流拠点を設け、22日からネスレ日本の商品の配送を開始する。

アスクルが物流事業に参入、大阪市に新物流拠点003ネスレ日本は、会員数400万人を超えるエンタテインメントサイト「ネスレアミューズ」内で展開する「ネスレ通販オンラインショップ」や「ネスカフェアンバサダー」などを通じ、直販ビジネスの拡大に取り組んでおり、「当日翌日配送の実現や顧客主義の徹底を実現するアスクル独自のノウハウ」を活用することで、直販ビジネスの成長を目指す。

アスクルは、オフィス用品通販の先駆的存在として「明日届く」という時間を約束したスピード配送をいち早くサービスとして実現したことから、物流の仕組み構築と実行力を強みとしている。

今回の提携で、まずは受託在庫の管理や拠点運営から出荷、顧客への配送までを「アスクル品質」で提供する。また、「メーカーと流通を最短でつなぐ最適ECモデル」を顧客が利用できるようにすることで、新たな価値の提供を目指す。