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三菱重工、サプライチェーンCSR推進ガイドラインを制定

2010年7月12日 (月)

環境・CSR三菱重工業は12日、CSR(企業の社会的責任)の観点を取り入れた資材調達を推進するため「三菱重工グループサプライチェーンCSR推進ガイドライン」を制定した。

 

これまで調達基準の柱に据えてきたQCD(品質・価格・納期)に加えてCSR理念を反映させ、環境や人権・労働安全への配慮、地域・社会への貢献などに対する項目を盛り込んだ。これにより、三菱重工は今後、資材調達先に対して、ガイドラインに基づいた自主的な取り組みを要請する。

 

ガイドラインは、全社の資材調達部門から選出されたメンバーが「ものづくりを通じて地球と人類の持続可能な未来を実現する」という理念に沿って意見を集約し、5項目にまとめた。

 

5項目は「コンプライアンスの徹底と企業倫理の醸成」「製品安全、QCDの確保と技術開発力の向上」「人権や労働安全への配慮」「環境への配慮」「地域・社会への貢献」で構成。同社では「社会から信頼される企業グループを目指し、サプライチェーンの上流におけるCSR推進活動を推し進めていく」としている。

 

■三菱重工グループサプライチェーンCSR推進ガイドライン
http://www.mhi.co.jp/company/procurement/csr/guideline.html