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郵船ロジ、排除措置命令に対する審判請求棄却

2011年7月7日 (木)

話題郵船ロジスティクスは7日、国際航空貨物業務における同社への排除措置命令に対する審判請求が棄却されたと発表した。

 

同社は2009年3月18日、公正取引委員会から国際航空貨物利用運送業務の取引分野で、独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)違反があったとして、排除措置命令と課徴金17億2828万円の納付命令を受けていた。

 

これに対し、同社は「公正取引委員会の判断には承服しかねる点がある」として、09年4月30日付で公取委に審判を請求、審判を重ねてきたが、6日付で審判請求を棄却する審決を受けた。

 

同社は東京高裁に審決取消訴訟を提起することができるが、今後の対応については「審決の内容を検討した上で決定する」としている。