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ENEOSグローブとアストモスエネルギー

LPガス2社、物流拠点や輸配送中心に協力体制検討

2015年7月6日 (月)

荷主ENEOSグローブとアストモスエネルギーは6日、国内外のLPガス事業で広範囲な協力の検討を開始すると発表した。

3日に締結した基本合意書では、(1)輸入基地、二次基地の共同利用・統廃合などの最適化(2)海外調達・トレーディング分野での効率化、最適化(3)輸送機関(タンクローリー・内航船)の共同利用、最適化(4)受注業務の効率化(5)基地耐震補強・老朽化への共同対応(6)充填・配送業務の共同化――など、物流拠点や輸配送を中心として協力を検討していくことを示した。

国内供給体制の強靭化、効率化だけでなく、国益、生活者利益を向上させるために調達力・供給力の強化、効率化、最適化、LPガス業界のプレゼンス向上を図る狙い。両社は「目的達成のため、順法精神の下、従来の業界慣習にとらわれることなく対等な立場で、長期的視野に基づき、国内に限らず全世界的規模での業務協力を行っていく」としている。