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除染土壌のテスト輸送、18日から東北・磐越道へ拡大

2015年7月13日 (月)

行政・団体環境省は13日、福島県内で発生した除染土壌などの本格的な大量輸送が始まるのを前に、常磐自動車道で実施しているパイロット輸送の対象高速道路を18日から磐越自動車道と東北自動車道に拡大する、と発表した。中間貯蔵施設への輸送車両台数は平均1日25往復程度。

(出所:環境省)

(出所:環境省)

パイロット輸送は、本格的な大量輸送を始める前に、安全対策をとった上で福島県内の市町村から少量ずつ中間貯蔵施設の保管場へ輸送する試験輸送で、6月22日から常磐自動車道を利用して開始。

18日から対象となる高速道路を磐越自動車道、東北自動車道に拡大し、磐越自動車道の差塩PA(上下)、常磐自動車道のならはPA(上下)に輸送車両専用の休憩場所を設置する。専用駐車マスの設置に伴い減少する駐車マスは、三春PA(上下)に確保する。

パイロット輸送では、ほぼ1年程度かけて福島県内の43市町村からそれぞれ現地状況に応じてほぼ1000立方メートル程度ずつ輸送する計画。