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コニカミノルタ、CSR基準を調達から物流全体に拡大

2015年7月14日 (火)

環境・CSRコニカミノルタは13日、電子業界のサプライチェーンにおけるCSR推進団体(EICC)が定めた基準を全面的に適用する「CSR物流」の運用を開始すると発表した。同日、物流取引先への説明会を開催した。

同社はこれまでもCSR調達に取り組んできたが、これをCSR物流へとサプライチェーンでのCSR活動のスコープを拡大し、取引先とともに物流段階の人権、倫理、安全衛生、環境保全といった課題改善、施策の強化に取り組む。

具体的には、DHLサプライチェーンと国内の物流取引先は、「コニカミノルタサプライヤー行動規範」に沿ったCSR活動を推進し、CSRアンケート診断に基づく改善活動を継続的に実施。コニカミノルタは、DHLサプライチェーンと協働で物流取引先の改善活動の支援に取り組む。

コニカミノルタサプライヤー行動規範では、グローバル社会からの評価が高く、労働・環境・安全衛生・倫理・マネジメントシステムの5側面すべてで網羅性が高いEICCの行動規範を適用。EICCの仕組みをCSR物流に活用し、国際社会から認められた高い基準を用い、物流取引先の自立的な活動の支援を計画している。

EICC基準の400以上のチェック項目すべてを使ったCSRアンケート診断に物流取引先が取り組むのは国内で初めて。

■コニカミノルタのCSRの取り組み
http://www.konicaminolta.jp/about/csr/