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山善、日通メキシコ拠点内にデモ対応の新事務所

2015年7月15日 (水)

国際山善、日通メキシコ拠点内にデモ対応の新事務所山善(大阪市西区)は15日、メキシコ現地法人のヤマゼンメキシカーナが同国サンルイスポトシの日本通運サンルイスポトシ・ロジスティクスセンター内に、工作機械、機工商品の常設展示・加工デモンストレーションが可能な600平方メートルのショールーム付新事務所を開設したと発表した。

新事務所は、日通が昨年11月に開設したサンルイスポトシロジスティクスセンターに入居しており、山善では今後、日通と同国内の物流で協力体制を構築していく。

同センターは保税倉庫を完備していることから、「運送費などのコスト削減や通関処理、配達期間によるリードタイムの短縮などのメリットが享受できる」としている。

サンルイスポトシやレオン市がある「バヒオ」と呼ばれるメキシコ中央高原地域には、日系を含む多くの自動車関連企業が投資しているが、「インフラがまだ十分に整備されていない」ことから、メンテナンスサポートなど自動車関連企業に積極的な営業を展開するため、新事務所を開設することにした。

600平方メートルのショールームを併設しており、オープンハウスでは日系メーカー40社の主力商品を展示する。実機を見てデモ加工や試運転を行うことが可能で、オープンハウス後は常設展示場として活用していく。