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豆蔵HD、IoT事業取得、ドラレコ分野などで展開加速

2015年7月16日 (木)

サービス・商品豆蔵ホールディングスは15日、100%出資による子会社「センスシングスジャパン」(東京都新宿区)を設立し、イデアクロス(東京都中央区)からIoT製品の企画開発事業を譲り受けた上で、営業を開始すると発表した。

これにより、車両故障診断機、ドライブレコーダー、高機能業務用タブレットなどIoT製品の企画開発機能を持ち、IoT市場への事業展開を加速していく。

同社はクラウドサービス、スマートデバイス、ビッグデータといった技術領域で、水道管理のクラウドシステムプロジェクト、自動車関連基盤技術の提供、G空間を利用した位置計測などの案件を手がけている。

一方、イデアクロス社は、車両故障診断器や決済機能を搭載した業務用タブレット、電子マネー対応の認証型コンセント端末などハードウエアとソフトウエア両方の知識やノウハウを基にIoT製品の企画開発を続けて、特に車両故障診断器「Allcardia」は、スキャンツールとして1000車種以上の自動車に対応する製品となっている。

スキャンツールは、電子化が進む自動車分野で自動車電子制御装置などの故障の検知・整備に欠かせないもので、自動車の電子制御状態を「見える化」する機器。