北海道、ロシア極東向け道産食品輸送モデルを公募

国内北海道は21日、道産食品輸出拡大に向けたロシア極東地域への輸送モデル構築事業で公募型プロポーザルを実施すると発表した。

募集を開始したのは、北海道からロシア極東地域への道産食品の試験輸送を通じ、輸送コストの削減やコールドチェーンの確保といった物流上の課題を解決する事業。

効率的な輸送モデルの構築を図るとともに、今後の需要拡大が見込まれる新たな輸出商品の開拓を行い、ロシア極東地域への輸出拡大につなげることを目指す。

具体的には、（1）輸送手法の効率化の検討（2）新たな輸出商品輸送の検討（3）試験輸送の企画立案（4）試験輸送、ロシア極東地域での物産展などへの商品輸送の実施（5）事業の成果報告――の一連の業務をカバーする企画提案書の提出を求める。

参加希望者は7月31日15時までに参加表明書を、8月10日15時までに企画提案書を提出する必要がある。

■公募の概要