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釜山港、モロッコのタンジェ・メド港と協力拡大へ覚書

2015年7月21日 (火)

話題韓国の釜山港湾公社はこのほど、モロッコ・タンジェで、タンジェ・メド港湾公社と相互情報交流と協力拡大に向けた覚書(MOU)を取り交わした。

MOUには、相互の港湾管理、運営、沿岸旅客運送事業、共同プロジェクトの推進などの関連情報を交換し、相互発展に向けて協力する内容を盛り込んだ。

モロッコはアフリカと欧州を結ぶ海運の要衝で、地中海最大の積み替え貨物港を目標に、タンジェ・メド港などの大規模開発を行っている。

特に同港はジブラルタル海峡をはさんで欧州と14キロの位置にあり、海上旅客運送の中心地としての環境が優れていることから、港湾開発やカーフェリー事業の協力も可能だとして期待を集めている。

釜山港湾港社の林基沢社長は「今回のMOU締結を通じて両港が相互発展のためのパートナーとなる。アジアや地中海、北アフリカ間の貿易もさらに活発化すると期待している」と語った。