中国越境ECの西集綱、国内外で3物流拠点を開設

▲占永明共同創業者兼CEO

EC中国越境ECサイト「西集綱」（シージー）を手がける北京衆嘉禾励科技有限公司は21日、中国広州とニュージーランドで合わせて3か所の物流拠点が稼働を開始したと発表した。

広州にある2つの保税倉庫の運営を6月25日に、ニュージーランド物流センターを同30日に稼動したもので、これにより同社は広州保税倉庫と日本、米国、ニュージーランドなど国内外の物流拠点網を強化した。

西集綱は日本、欧米、ニュージーランドの化粧品、食品、生活雑貨、家電製品
を海外から中国消費者の自宅まで届く、越境ショッピングサービスを提供するECサイトとして昨年11月に創立。

中国の貿易商社から商品を調達せず、すべての商品を海外子会社が現地調達し、海外の自社物流センターから消費者の自宅まで届けるサービスが特徴。「消費者はショッピング体験を大半は物流から得ている」との考えのもとで、物流効率や送料、アフターサービスなど、消費者の関心ポイントを重視したサイト運営を行っている。