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東洋紡、世界最大規模の完全密閉植物工場を施工

2015年7月22日 (水)

産業・一般press584東洋紡は22日、傘下の東洋紡エンジニアリングが世界最大規模のオールLED光源の完全閉鎖型植物工場を設計、施工したと発表した。

工場は光源をすべてLEDにすることで、野菜の成分調整や生育日数の短縮を可能としている。

植物工場には完全閉鎖型と太陽光利用型があり、完全閉鎖型は虫や菌の混入防止や多段層栽培が可能なため、少ない土地面積でより多くの収穫を見込めるメリットがある。

今回、東洋紡エンジニアリングが手掛けた植物工場は、イノベタス(静岡県富士市)が運営する完全閉鎖型植物工場で、延床面積は1851平方メートル、レタスなど6種の葉物類を1日1万2420株生産する。栽培した野菜は静岡や首都圏を中心に出荷されており、今後、生産能力を増強して日産3万株を目指す。