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6月の外食市場、全体の売上2.3%減少

2015年7月28日 (火)

調査・データ日本フードサービス協会は27日、6月の外食産業市場動向の調査結果を発表した。日曜日が1日少なかったことや洋風ファーストフードの低迷で全体の売上は2.3%減少(前年同月比)した。

ファーストフード業態の売上は、全体で5.9%減少。洋風はキャンペーンやフェアメニューが好調な店があるものの、昨年夏からの食の安全安心の問題の影響から抜け出せず、売上は12.8%減と大きく落ち込んだ。

和風は客数が厳しいものの、客単価が上昇し、売上は0.5%増えた。麺類は店舗数の増加や夏季メニューが好調だったことで、客数・客単価ともに伸び、売上も5.4%伸びた。持ち帰り米飯・回転寿司は、昨年のキャンペーンを行った反動により客数が一部で減少し、売上は3.6%下回った。その他は、「アイスクリーム」の販促キャンペーンで客数が増え、売上が0.9%増えた。

ファミリーレストラン業態の売上は1.3%増と26か月連続で前年を上回った。客数は「焼肉」以外の業種で下回ったものの、客単価がすべての業種で上昇し、売上増となった。

パブ・居酒屋業態の売上は客単価の減少で5.1%減。ディナーレストラン業態は店舗増と客単価の上昇で、売上が5.8%増えた。喫茶業態は季節メニューが好評で売上は0.2%増となった。