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三井物産、イスカンダルのBTS型賃貸倉庫開発に参画

2015年7月28日 (火)

拠点・施設三井物産は28日、マレーシアのイスカンダル地区で注文建築型賃貸倉庫・工場の開発事業に参画すると発表した。
三井物産、イスカンダルのBTS型賃貸倉庫開発に参画

シンガポールとマレーシアの企業による合弁企業「ヌサジャヤテックパーク」との間で、イスカンダルヌサジャヤ地区にあるヌサジャヤテックパーク内で注文建築型賃貸倉庫・工場開発事業に取り組む合弁契約を締結した。

新設する合弁会社の出資比率は三井物産が49%、ヌサジャヤ社が51%で、日系製造業を中心とした顧客を誘致し、ヌサジャヤテックパークのうち7区画、10ヘクタールを開発する。同工業団地は総面積210ヘクタールで、第一期開発分は50ヘクタールとなっている。

日系企業を含む多くの在シンガポール企業では、土地不足・賃料や人件費などの事業運営コスト上昇に悩んでおり、2217平方キロの広さがあるイスカンダルは同国の金融サービス・インフラ・製造業に関するサプライチェーン機能を利用できるメリットを背景に、有望な投資対象地域として注目されている。

企業誘致活動が順調に進めば事業開始後4年で7区画すべてが完工し、完工後4-5年をメドにシンガポールやマレーシア市場でリートなどを通じた証券化も視野に入れた事業を展開していく。

三井物産、イスカンダルのBTS型賃貸倉庫開発に参画

(出所:三井物産)