ロジスティクスハマキョウレックスが30日に発表した4-6月期連結決算は、3PL事業(物流センター事業)の拡大や運賃単価の上昇を背景に営業利益が25.7%増加した。これにより、売上高営業利益率は前年同期の7.1%から8.8%へと1.7ポイント上昇した。
物流センター事業は売上高が4.5%増の112億3000万円、営業利益が6.3%増の13億7000万円で増収増益。新規に4社の物流を受託し、前期受託した3社を含めた7社のうち2社が稼働、物流センターの総数が81センターに拡大した。残る5社は7月以降の稼働を目指す。
貨物自動車運送事業は売上高が0.4%増の118億3600万円、営業利益が2倍増の6億4800万円。物量が減少したものの、運賃単価の減少と新規業務の獲得で大幅な増益を達成した。
中間業績予想に対する進捗度は売上高が50.1%、営業利益が59.4%、純利益が61.6%と順調に推移している。
[ハマキョウレックス]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 23,066 | 22,534 | 2.4% | |
営業利益 | 2,019 | 1,606 | 25.7% | |
経常利益 | 2,096 | 1,729 | 21.2% | |
当期純利益 | 1,171 | 996 | 17.5% |