ワンダーコーポレーション、サンレジャーと提携、物流統合も

荷主ワンダーコーポレーションは21日、サンレジャー（東京都港区）と資本業務提携することを発表した。

ワンダーコーポレーションは、郊外を中心に大型エンタテインメントショップ「WonderGOO」など119店舗（6月末時点）を展開しており、レンタルショップ「TSUTAYA」など51店舗（同）を展開するサンレジャーと提携することで、ワンダーコーポレーションが持つDVD・CD・GAMEなどのセル、リサイクルのノウハウと、サンレジャーが持つDVD・CDのレンタルのノウハウを相互に提供し合い、両社の企業価値の向上につながると判断した。

 
業務提携では、WonderGOOの出店促進のほか、商流・物流の統合、両社が運営する店舗でのマーチャンダイジングのノウハウの共有、新業態の開発、取締役の相互派遣――などを実施する。

業務提携の効果を高めるため、相互に相手方の株式を保有する。ワンダーコーポレーションは、サンレジャーが発行する株式600株を3000万円で引き受け、サンレジャーは400株をめどに、ワンダーコーポレーションの株式を市場内外で取得する。