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原油輸入の中東依存度82.3%、2か月連続の増加

2015年7月31日 (金)

調査・データ資源エネルギー庁が7月31日に発表した6月の石油統計速報によると、6月の原油輸入量は1401万kl、前年同月比2.5%減となった。

輸入量はアラブ首長国連邦(454万kl、24.2%増)、サウジアラビア(410万kl、7.8減%)、ロシア(129万kl、26.7%増)、カタール(126万kl、11.9%増)、クウェート(107万kl、11.9%増)――の順で多かった。

同月の中東依存度は82.3%で、前年同月に比べて0.3ポイント増と2か月連続して前年を上回った。

燃料油の生産は1237万kl(2.4%増)で3か月連続の増加。油種別では、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油は増加したが、ジェット燃料油、A重油、B・C重油は減少した。

燃料油の輸入は264万kl(1.3%減)と3か月ぶりに減少した。輸出は239万kl(14.3%増)は3か月連続の増加となった。

国内販売は1322万kl(0.8%増)と3か月連続の増加。ナフサ、軽油は前年を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、A重油、B・C重油は下回った。在庫は965万kl(4.4%増)で2か月連続の増加となった。ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油は増加したが、B・C重油は減少した。