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宮崎・細島港、新国際物流ターミナルの供用開始

2015年8月4日 (火)

国内宮崎県は4日、日向市の細島港で国際物流ターミナル(17号岸壁)の供用式を行ったと発表した。

宮崎・細島港、新国際物流ターミナルの供用開始

細島港では、既存の国際コンテナターミナル(10号、14号岸壁)でコンテナ貨物と石炭、原塩などのバルク貨物を取り扱っていたが、コンテナ航路の増便・拡充などによって利用船舶の輻輳・滞船や貨物の混在など、港湾利用に支障が生じていたことから、バルク貨物に対応した国際物流ターミナルを整備した。

コンテナ貨物とバルク貨物の混在を解消したことで、効率的な荷役が可能になり、バルク貨物専用の大型岸壁(17号岸壁)の利用によって低コストで貨物を輸送できるようになった。

また、コンテナヤード面積が整備前の1.3倍に、多目的ヤード(バルク貨物)面積は2倍にそれぞれ拡大。バラ貨物用の原木ヤードも2.6ヘクタール増え、2.2倍に拡大した。

ことし3月には東九州自動車道によって宮崎市から大分市まで一本の高速道路で結ばれ、九州中央自動車道の一部となる北方延岡道路の全線も相次いで開通。県では港湾や高速道路といった社会資本の整備が進むことにより、新たな投資や成長を呼び込むストック効果を見込んでいる。