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天津一汽トヨタに新ライン、18年から新型車生産

2015年8月5日 (水)

国際トヨタ自動車は4日、中国第一汽集団との生産合弁会社「天津一汽トヨタ自動車」に新ラインを建設し、2018年の年央から、新型車の生産を開始すると発表した。

新ラインは、天津市経済技術開発区に建設し、生産能力は年間10万台、投資額は590億円となる。一方で17年末までに既存老朽ラインでの生産を打ち切る方針で、天津一汽トヨタ自動車全体の生産能力台数は現状並みを確保する。

トヨタでは「量を求めた工場づくり」から「競争力のある新しい工場づくり」に発想を転換しており、中国ではことし4月に広汽トヨタ自動車が17年末までに既存ラインの再構築と新ライン建設を発表している。

天津一汽トヨタ自動車でも、既存ラインの一部工程の見直しや自働化を進め、新ラインでは車種や量の変更に柔軟に対応できる伸縮自在ラインを導入、競争力のある工場を目指す。