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フィンエアー貨物部門、医薬品輸送の認証取得

2015年8月10日 (月)

ロジスティクスフィンランドの航空会社、フィンエアー(ヘルシンキ)は10日、貨物部門「フィンエアーカーゴ」が医薬品輸送の品質認証プログラム「CEIVファーマ」」を修了し、航空会社として初めてIATA医薬品認証を取得したと発表した。

フィンエアーカーゴが第2のハブ空港として利用するブリュッセル空港では、先進的な取り組みとしてCEIVファーマコミュニティ化を進めており、フィンエアーはその経験を活かして今回のプログラムに参加した。

ワクチン、バイオ医薬品などの医薬品は、航空輸送の中でも最も繊細な物品のひとつだが、輸送の際は国際基準の順守と温度管理に関する厳格なガイドラインの適用が重要。フィンエアーカーゴが取得した認証は、ヘルシンキ空港の新しい拠点貨物ターミナルCOOLノルディックカーゴ(CNC)の着工に伴って交付された。

最新鋭のターミナルには医薬品のほか、傷みやすい食品を取り扱うための特別な温度管理エリアを導入する計画となっている。