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横浜冷凍、タイ新拠点竣工、保管能力9.6万トンに拡大

2015年8月10日 (月)

拠点・施設横浜冷凍、タイ新拠点竣工、保管能力9.6万トンに拡大横浜冷凍は10日、タイで新たな物流拠点「バンパコン第2物流センター」の竣工式を開催したと発表した。

同センターは、子会社のタイヨコレイがチャチューンサオ県バンパコン郡のバンパコン物流センター敷地内に新設したもので、8月7日、現地で竣工式が行われた。

吉川俊雄社長は竣工式のスピーチで「当センターは最新鋭設備が整っているだけでなく、タイ国内最大規模である発電能力580キロワットの太陽光発電システムを導入した、環境にも配慮した設計。顧客のニーズを十分満足できるものと確信している」と述べた。

タイでは日本や欧米に匹敵するレベルの低温物流サービス網の構築・整備が求められており、なかでも同センターが新設されたバンパコン郡は、同国最大の貿易港、レムチャバン港と首都バンコクをつなぐ幹線道路が通る一大物流拠点となっているため、コールドチェーンの需要が増大している。

同センターの稼働により、タイヨコレイ全体の保管収容能力は9万6000トンとなり、タイ国内トップのシェアをさらに拡大した。

■バンパコン第2物流センターの概要
名称:バンパコン第2物流センター
所在地:59/1 Moo 12,Bangna-Trad Road,Km.45 Bangpakong,
bangpakong, Chachoengsao 24130 Thailand
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建
延床面積:1万8115平方メートル
敷地面積:2万5930平方メートル
冷蔵収容能力:2万3153トン(F級1万8221トン、定温4932トン=0-20度)
主な設備:高効率自然冷媒冷凍機、太陽光発電システム(発電能力583.1キロワット)、電動式移動ラック