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三井造船、次世代環境対応船2隻の受注内定

2011年7月28日 (木)

ロジスティクス三井造船は27日、次世代の環境対応・低燃費船として開発した6万6000重量トン型バルクキャリアー「ネオ・スーパーマックス66BC」2隻の受注を欧州の大手オペレーターから内定したと発表した。

 

ネオ・スーパーマックス66BCは、170隻を超える受注を達成した同社のベストセラーハンディマックス型バルクキャリアー(56BC)の使い勝手を踏襲しながら、新たなジャンルとして大型化を図った。

 

三井造船では、開発に際して多くの顧客ヒアリング、国内外合わせて600以上の港湾調査を行っており、2014年に完成予定のパナマ運河の拡張、現状の航路選定(トレードパターン)などを勘案し、オーバーパナマックス幅(36m)の幅広浅喫水を基調とした船型に仕上げている。

 

さらに、56BCに比べて大型化したにもかかわらず、新開発の省エネ船型を採用することで、従来型のハンディマックス以下の燃料消費量を達成した。