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ヤマト運輸がフリルと連携、9月から補償付きフリマ配送

2015年8月17日 (月)

ECヤマト運輸は17日、ファッション用品などを個人間で売買できるフリマアプリ「FRIL」(フリル)を運営するFablic(ファブリック、東京都渋谷区)と連携し、フリルの利用者向け補償サービス「フリルあんしん補償」がセットになった「ネコポス」配送サービスを開始する、と発表した。

ヤマト運輸がフリルと連携、9月から補償付きフリマ配送

(以下、出所:ヤマト運輸)

アプリ内の配送手配だけでネコポスを利用できるようにするとともに、フリル独自の新たな補償サービスとしてファブリックが提供するフリルあんしん補償をネコポスに適用する。

これにより、市場規模が1兆円と急拡大するフリマサイトなどの個人間取引で高まる配送準備の簡略化ニーズや「商品が届かない」といった利用者の不満に対応する。

ヤマト運輸がフリルと連携、9月から補償付きフリマ配送フリルは月間物流総額が5億円以上、タウンロード数380万を超えるフリマアプリで、洋服やハンドメイドアクセサリーなどのファッショングッズから、主婦に人気のキッズ用品まで幅広い出品が特徴。

ネコポスは通常、法人・個人事業者向けのサービスとして提供されるが、フリルユーザーは個人でも利用できるようにする。料金は全国一律とし、9月上旬のサービス開始日にアプリ内で詳細な料金を告知する。

今後は段階的に発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアで送り状の発行や発送を受け付ける方針。また、「投函完了」の配達状況をアプリ上にプッシュ通知する機能や、住所などの個人情報を開示する必要なく、荷物が送れる匿名配送サービスなども提供を予定している。