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キリンHD、ミャンマーでビール最大手の株式55%取得

2015年8月20日 (木)

M&Aキリンホールディングスは19日、東南アジア地域統括会社のキリンホールディングスシンガポール社がミャンマーでビール事業を展開するミャンマー・ブルワリー社の株式55%を取得すると発表した。株式取得額は5億6000万米ドル(697億円)。

ミャンマー・ブルワリー社の株式を保有するフレイザー・アンド・ニーヴ社(シンガポール)から同社保有分の全株式を取得した。

ミャンマー・ブルワリー社は「ミャンマー・ビール」「アンダマン・ゴールド」「ミャンマー・ダブルストロング」などのブランドを製造・販売するミャンマートップのビール事業を展開、製造拠点のあるヤンゴンを中心とした販売網を通じ、同国全土に事業を拡大している。

同国は昨今の民主化・経済制裁解除の動きの中で今後の高成長・消費拡大が期待される有望市場となっており、キリンはミャンマー・ブルワリー社の事業基盤をベースに自社グループのブランド、技術力、商品開発力やリサーチ・マーケティング力を生かし、成長につなげる。