ロジスティクスジャパンフーズは29日、受託飲料充てん事業を強化するため、自社工場内に無菌充てんライン(炭酸・非炭酸兼用)を新設すると発表した。
新設するのは、ペットボトルブロー成型設備、充てん設備、中味調合・殺菌設備、包装設備、製品・資材倉庫で、約40億円を投じ、千葉県長柄町の本社工場敷地内に設置、2012年7月に操業を開始する。
導入する設備は炭酸・非炭酸飲料兼用ラインで、ペットボトルブロー成型から無菌充てん・包装の一貫製造ができるようになり、充てん速度は小型ペットボトル製品で毎分800本となる。設備は280mlから2000mlのペットボトルに対応可能なマルチライン。
これにより、ジャパンフーズは顧客ニーズへ対応するとともに、容器ブロー成型と充てんの直結化による生産性の向上、容器の軽量化、インライン化による環境負荷の低減を図る。