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センコー、物流施設4物件を私募リートへ譲渡

2015年8月26日 (水)

ロジスティクスセンコーは25日、同社傘下のセンコー・アセットマネジメントが運用する私募リート「センコー・プライベートリート投資法人」に物流センター4拠点を譲渡し、これらの拠点を賃借利用すると発表した。

物流センターをリートに組み入れることで、資産のオフバランス化を図り、財務の健全性を確保する。

同社は昨年4月にセンコー・アセットマネジメントを設立し、2月に金融商品取引業の登録を受けるなど、不動産投資法人の運用に必要な許認可を取得したことから、保有する物流センターのうち4物件をリートに譲渡することにした。

譲渡対象は札幌PDセンター2号倉庫(札幌市東区)、野田第1PDセンター(千葉県野田市)、浦和PDセンター(さいたま市緑区)、西神戸PDセンター(神戸市西区)――の4か所で、帳簿額209億9600万円に対し、214億100万円で譲渡する。引渡日は9月30日。

同社は今後、リートを活用して調達した資金をさらに設備投資に活用するなどして、主力事業の物流センターの拡大・成長に取り組む方針。