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アサヒビール、飲食店向けビッグデータ分析を開始

2015年8月31日 (月)

サービス・商品伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は31日、アサヒビールと共同で、飲食店向けのビッグデータ分析を開始する。

米アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズのクラウド型予測分析ソフトウェア「テスト&ラーン」を使用し、メニュー変更やプロモーションなどの施策が飲食店の売上や利益、顧客の来店や注文にもたらす影響を測定し、ビジネス改善の機会を特定する。

アサヒビールでは、全国に店舗展開する外食企業の経営支援ツールとして活用していくことを想定している。

アプライド社のテスト&ラーンは、企業の意思決定を支援するため、施策のテスト設計や分析のコンサルティングサービスを含めたクラウド型予測分析ソフトウェアで、アサヒビールとCTCが共同で、多店舗のチェーンを展開する飲食店に向けたビッグデータ分析サービスとして活用していく。

飲食店が導入を検討している施策、POSデータやAPT社が独自に調査する地域特性に関連するデータから、施策に適切な実験店舗を割り出し、売上や利益、来店客数、客単価などへの施策の貢献度を実験を通して算出する。

今後、アサヒビールはCTCとともに、このサービスを飲食店の収益改善や経営効率の向上に向けてビッグデータ分析による店舗支援サービスを拡充していく。CTCでは、小売業者や消費財メーカなどに向けてサービスを展開する。