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物流施設賃貸市場、関西で上昇基調続く

2015年8月31日 (月)

国内一五不動産情報サービス(東京都墨田区)が31日に発表した「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」(7月時点)の結果によると、東京圏の空室率は2.3%となり、前期の3.5%から1.2ポイント低下した。

東京圏の新規供給は14.1万平方メートルに対し、新規需要はこれを大きく上回る25.6万平方メートルで、需給改善につながった。今期の募集賃料は坪当たり4000円で、前期の3990円から10円(0.3%)の上昇となった。4000円前後で一進一退となっている。

一方、関西圏の空室率は1.1%となり、前期の1.8%から0.7P低下した。新規供給が4.3万平方メートルだったのに対し、新規需要は6.1万平方メートルで、2四半期連続での需給改善となった。

また、今期の募集賃料は坪当たり3560円となり、前期の3500円から60円(1.7%)と堅調に上昇した。13年4月の3150円を底に上昇基調が続いている。