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日本郵船、サウジKA港に完成車ターミナル会社

2015年9月4日 (金)

ロジスティクス日本郵船は4日、紅海沿岸のサウジアラビア・キングアブドラ港で完成車専用ターミナル運営会社を設立すると発表した。同港の開発主体となるポーツ・ディベロップメント社と共同で設立するもので、3日同港内のポーツ社事務所で合弁契約書に調印した。

同ターミナルはサウジアラビア初の完成車専用ターミナルで、日本郵船としても中東で初の自動車物流事業拠点となる。2016年度9月までに稼働する計画。年間60万台規模の完成車輸入に対応する能力を活かし、日本郵船の最新技術や運営ノウハウを導入することで、「グローバルオペレーション品質を追求する」。

同社はターミナルの稼働で船内荷役の品質向上や滞船の解消を見込んでおり、成長著しい中東のゲートポートとして完成車輸入量の増大に対応していく。