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SII、政投銀と新会社設立し半導体移管

2015年9月9日 (水)

M&Aセイコーホールディングスは8日、傘下のセイコーインスツル(SII)が日本政策投資銀行と共同出資で設立する新会社へ半導体事業を移管し、設立から2年を経過した後に政投銀が株式の持分を70%まで引き上げることができるオプションを含む契約を結んだと発表した。

セイコーインスツルは60%の出資比率で新会社を設立し、政投銀と連携しながら製造能力の拡大、開発機能の強化に取り組み、M&Aやアライアンスなどの業界再編を成長戦略の中核に位置づける。

特にアナログ半導体を中心とした主力分野で世界上位5位以内になることを目指す。セイコーインスツルが継続して新会社の一定持分を保持することにより、同事業の円滑な経営・事業体制の確立を図る。