国際田淵電機は14日、タイ国田淵電機の新工場が完成し、本格稼働による製品出荷を開始したと発表した。同社は新工場を主に北米向け太陽光発電用パワーコンディショナの供給拠点として運用する。
太陽光発電の普及拡大に伴うパワーコンディショナの需要増に対応するため、タイ国田淵電機の敷地内に新工場を建設することにしたもので、パワーエレクトロニクス事業ブランド「エネテラス」の生産能力を高め、より効率的な生産基盤を構築する。
生産ラインの配置改善や新機器の投入により、製造従事者一人あたりの生産性を高めた。すでに本格的な量産体制に入っているが、今後の需要動向を見据え、さらなる生産ラインの拡充も検討する。