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伊藤ハム・米久が統合基本契約、物流再編「徹底追求」

2015年9月15日 (火)

M&A伊藤ハムと米久は15日午後、共同株式移転によって2016年4月1日に共同持株会社を設立し、経営統合することを決めた。同日中に経営統合基本契約書を締結する。

両社で共通する物流・間接機能を再編し、「効率性を徹底的に追求する」ほか、生産・物流・販売拠点を全国展開する伊藤ハムと東海・関東に強みを持つ米久が補完しあうことでサプライチェーンの稼働率を高める。

また、経営統合に伴う企業規模の拡大効果を活かし、加工用原材料を含むすべての外部調達品を低コストで調達し、原価の引き下げと収益性の向上を図る。

株式移転は伊藤ハム株式1に対して米久の株式3.67を割り当てる。伊藤ハムの堀尾守社長を委員長とする統合準備委員会を設置し、テーマごとに分科会を設けて株式移転に向けた具体的な協議・検討を進める。

共同持株会社の社長には伊藤ハムの堀尾社長が就き、取締役候補も伊藤ハムと米久が2対1の割合となるよう指名する。