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JR貨物、8月のコンテナ輸送量増加に積合せが寄与

2015年9月17日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が16日発表した8月の輸送動向によると、取扱貨物量はコンテナと車扱い合わせて3%増加した。台風15号による大雨・強風などの影響で高速貨物158本が運休した。(前年は高速貨物193本、専用貨物22本が運休。)

コンテナ貨物は4.3%増加した。鉄道へのシフトが続いている積み合せ貨物(13.3%増)、猛暑で清涼飲料水の出荷が好調な食料工業品(9.3%増)、北海道産の玉ねぎなどの生育が良好な農産品・青果物(9%増)も大幅に増加した。一方、売れ行きが低調な家電・情報機器(9.1%減)、現地調達化や海外調達化が進む自動車部品(5.4%減)などが前年同月の実績を下回った。

車扱貨物は前年並みだった。石油が市場価格の低廉化と盆休期需要で好調な発送となり、1.8%増加している。