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マルイグループ

新・渋谷モディが館内物流導入、渋谷の物流拠点化狙う

2015年9月17日 (木)

ロジスティクスマルイグループは17日、東京・渋谷で商業施設「渋谷モディ」を11月19日にリニューアルオープンすると発表した。物流子会社のムービングが館内物流を手がけるほか、「モディ」「マルイ」以外の商業施設へのデリバリー事業を行う渋谷エリアの物流拠点として活用していく方針。

新・渋谷モディが館内物流導入、渋谷の物流拠点化狙う

今回の大型リニューアルを機に、同社は今後、従来のマルイを進化させたショッピングセンター(SC)型マルイとモディの2つのストアブランドを展開することで、マルイグループとして、多様化する顧客ニーズに対応する。

渋谷モディでは、混雑する周辺の交通事情、都市型SCが抱える納品スペースの問題などを考慮しながら、テナント向けの営業支援を行う独自の物流サービスを展開する。

一般的なSCの場合、テナントが個別に配送事業者と契約し、納品や引き取り業務を行っているが、今回は物流子会社のムービングが渋谷モディと渋谷マルイを一括して担当。これにより両施設に出入りする配送業者の車両台数を削減し、周辺の交通事情への配慮と、CO2削減に寄与する。

毎朝定時にテナントのショップまで直接納品を実施するほか、営業中にもエリアセンターと店舗間を巡回車が運行し、ショップへの物流支援を行うことで、ショップが営業に集中できる環境を提供。さらに、モディ、マルイ以外の商業施設へのデリバリー事業を手がける。