イサナドットネット、佐川急便と接客ロボ向けアプリ開発

ECロボットに必要なソフトウェア開発を手がけるイサナドットネット（東京都渋谷区）は18日、佐川急便が19日から東京駅構内の「東京サービスセンター」で接客用に提供を開始するロボット「Pepper」（ペッパー）向けに、アプリケーションを佐川急便と共同企画・開発したと発表した。

開発したアプリケーションは、現場のバイリンガルスタッフとともに、訪日外国人対応を行えるよう日本語と英語で対応できるようにしたほか、顧客の写真を撮影し、プレゼントする機能を搭載した。QRコード経由で特設スマートフォンサイトにアクセスすると、ペッパーが撮影した自分の写真を見ることができる。

店頭からサイトへの誘導を図ることで、佐川急便のサービスサイトやFacebookページにアクセスしてもらうきっかけを提供する狙い。

また今後、東京サービスセンターで提供するサービスが増えていくことを見越し、現場でブラウザを経由してペッパーの発話やタブレット画像を更新ができるようにし、継続的に運用できるようにした。

このペッパーアプリは、イサナドットネットが開発したロボットコンテンツ管理システム「Citrus Rams」（シトラスラムス）を活用して製作した。