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大塚倉庫、神戸市に医薬品専用物流拠点を竣工

2015年10月2日 (金)

メディカル大塚倉庫、神戸市に医薬品専用物流拠点を竣工大塚倉庫(大阪市港区)は2日、神戸市北区で医薬品専用物流センター「西日本ロジスティクスセンター」を竣工したと発表した。

新センターは、今後30年間で震度6以上の地震発生確率が6%以下という地震リスクの低い立地に建設し、72時間連続で稼動できる自家発電を配備、免震構造を採用するなど、BCPに必要なスペックを備えているのが特徴。

全館セキュリティー管理、自動温度管理システム、防虫対策など、医薬品の品質を高めるための設備も備えている。

竣工式で同社の浜長一彦社長は「この新倉庫が災害時に必要とされる医薬品の安定供給を可能にし、患者の治療に貢献できるものと確信している」と述べた。

■西日本ロジスティクスセンターの概要

名称:大塚倉庫西日本ロジスティクスセンター
所在地:神戸市北区赤松台1-2
規模・構造:地上4階、柱RC・梁S造、基礎免震構造
敷地面積:4万767.39平方メートル
建築面積:8574.49平方メートル
延床面積:3万1175.722平方メートル
着工・竣工:2014年9月着工・15年7月竣工
トラックバース:両面バース(7台+2台)、ドックレベラー1基
建物構成:1-3階・輸液、4階・治療薬ピッキング室
倉庫部分有効高さ・積載荷重4.7メートル、2t/平方メートル
EV・垂直搬送機:荷役用EV4.5t・1基、垂直搬送機2t・3基
駐車場:トラック42台(内コンテナ車5台)、乗用40台
設備仕様:空調設備・中圧ガス空調(管理温度0度-30度)、電気設備・LED照明、非常発電機・72時間対応