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リングロー、新座市の新倉庫に既存拠点を集約

2015年10月5日 (月)
リングロー、新座市の新倉庫に既存拠点を集約

▲クリーニング風景。キーボードの隙間に入り込んだごみや埃を吹き飛ばす工程

拠点・施設IT機器のリサイクル事業を手がけるリングロー(東京都豊島区)は、埼玉県戸田市と三郷市で稼働していた作業倉庫を統合した。

業務拡大のため、10月1日付で同県新座市の倉庫に集約したもので、新座倉庫を新たな製造・物流拠点に位置付け、「BtoBtoC」の一貫サービスを提供していく。地域住民向けにIT機器の無料回収と買い取り、データ消去、社会科見学サービスを提供し、リサイクル普及啓発活動も行う。

同社は不要になったパソコンを回収し、検品、データ消去、OS再インストールなどのセットアップ、クリーニング、動作チェック、再度のトータルチェック、販売――までカバーする幅広い再生技術力を強みとしており、卸分野では大手家電量販店に年間20万台の中古商材を販売している。

戸田市の笹目倉庫(584平方メートル)で06年からBtoBの卸売商材の再生を中心に事業を展開してきたが、14年に三郷倉庫(三郷市、178平方メートル)を稼働させ、BtoCの催事販売用パソコンを再生してきた。

2つの倉庫が稼働したことで出荷数は従来の2.5倍に増加したが、今後も出荷量が増える見込みとなったことから、BtoBtoC事業を同じ場所で一貫して行うため、2326平方メートルの新座倉庫に移転・統合することにした。

■統合先
埼玉県新座市野火止2-12-8