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丸運、6日発生の東名ローリー横転事故を公表

2015年10月9日 (金)

事件・事故丸運は9日夕方、東名高速道路横浜町田ICで子会社「丸運トランスポート東日本」(横浜市鶴見区)が所有するタンクローリーの横転事故が発生したと発表した。

この事故は6日13時30分頃、横浜町田ICから本線に合流する左カーブで、軽油とガソリン合わせて24キロリットルを積んだ丸運トランスポート東日本のタンクローリーが横転し、積み荷の軽油・ガソリンが道路上に流出したもので、運転者は死亡し、発生後7時間以上にわたって通行止めとなった。

公表が事故発生から3日後となったことについて、同社は「事故原因や状況把握、荷主のJX日鉱日石エネルギーとの調整などを行っていた。お知らせする内容に齟齬(そご)があってはならないと考え、公表のタイミングをそろえた」と説明した。

丸運が自社サイト上で発表したのは9日夕方だが、同日、丸運に先行する形でJX日鉱日石エネルギーも事故車両が丸運の子会社だったことを公表しており、両社が調整して9日のこのタイミングになったものとみられる。

同社は当局経由で事故車両のドライブレコーダー映像を回収しており、今後、事故の原因究明と再発防止策、近隣の環境回復に取り組む考え。

また、国土交通省では現在、この事故を事業用自動車事故調査委員会(自動車事故調)の調査案件とするかどうかを判断するため、関係機関などから情報収集を進めている。